令和2年マンション管理士試験問題と解説 〔問 37〕 

令和2年度(2020年11月実施)過去問解説

〔問 37〕 マンションの建物の防水に関する次の記述のうち、適切でないものはどれ か。

1 メンブレン防水の調査・診断では、 竣しゅん 工図で、防水材料、工法、納まりを確 認し、漏水箇所の有無及び防水材料の劣化状況等の調査結果と照合して、漏水 の原因や今後の耐久性を推定する。

 2 室内への漏水は、屋根周辺からだけでなく、外壁やサッシまわりからの漏水 の場合もある。

3 シーリング材の劣化症状であるチョーキングとは、シーリング材が収縮し、 くびれる現象をいう。

 4 シーリングの早期の剥離や破断の原因には、当初施工時のプライマー不良や シーリング厚さ不足等の施工不良がある。

解説)

落とし穴:一見すると、どれもそれらしく見えて紛らわしいこと。建物の維持、保存の箇所は、聞きなれない工法や検査方法がでてきますが、実物がどんなものがわからないと、言葉の説明だけではなかなか記憶が定着しにくいので、図や写真などを使って勉強したほうが理解が早く定着するでしょう。

選択肢1

その通りです。

正しい。

選択肢2

その通りです。

正しい。

選択肢3

チョーキングとは、白亜化とも言われ、シーリング材や外壁塗装が劣化して、粉状になって、手で触れれば白くなることです。

正しくない。

選択肢4

正しい。

以上のことから、選択肢3が正解になります。

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